『メフン』
サケ・マスの中骨に付着した血合い(腎臓)、またはこれを塩漬けにして熟成させたもの。「チワタ」ともいう。主に北海道東部の特産品で、高級珍味とされている。
メフンの原料はシロサケ、ベニサケ、カラフトマス、ギンザケなどで、魚種で味が異なる。中でもシロサケの産卵期の雄のものが最高級品という。索餌期は自己消化が早く、発酵による臭いがあり採取量が少ないため、メフンには向かない。
メフンの作り方はサケ・マスを腹開きにしてメフンを取り出し、水で洗浄してから塩漬けにする。その後、水切り→風干し→びん詰め→熟成させる。「最近、観光客が宿泊先などで食べておいしかったと、お土産に買う人が増えている」。
メフンの歴史は古い。1200年前の長岡京の跡から「鮭背線」と書かれた木簡が発見され、天皇に献上していたことが分かっている。また、アイヌ語で魚の背綿のことをメフンといい、アイヌ語が語源という説が有力。
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